下絵は白生地に図案を描く作業。新花(化学薬品)又は藍花(ムラサキツユクサの花汁を和紙に浸したもの)を使用し描く。これらは蒸気で消えるのが特徴。糸目糊置きは防染のために糸のような細い糊を下絵の線に沿って置いていく作業。円錐形の筒に糯粉と糠で出来た糊を入れ、指先で搾り出しながら下絵の線上に置いていく。糸目糊は、図柄部分に色を塗るときに、にじみ出ないように防染する役目。地入れは置かれた糊を生地に定着させ、色のはみだしを防ぐための作業。ふのり(海草の一種)又はCMC(化学糊)や豆汁を水でといたものを、生地全体に塗る。色挿しは防染された図柄の部分に筆で色を塗っていく作業。伏せ糊は色挿しの終わった図柄の部分に防染のための糊を置く作業。伏せ糊は、地色を塗るときに、染料が図柄部分に入らないように防染する役目。

地入れは置かれた伏せ糊を生地に定着させ、図柄への色のはみだしを防ぐための作業。 ふのり又はCMCや豆汁を水でといたものを、生地全体に塗る。地染めは模様以外のバックとなる部分を刷毛で染める作業。蒸しは染料を定着させるための作業。絹の染料は、蒸気により繊維に定着する性質を持っているため、40分蒸す。水元は水で糊を洗い流す作業(友禅流し)。張りは布についた水分を均一にするための作業。生地を細かく伸子を使ってしわのないように張り、空刷毛をかける。湯のしは生地の幅を均一に、元通りにする作業で生地に蒸気をあてる。仕上げは模様をより引き立たせ、美しく見せるための作業。出来あがった作品にお化粧する(例えば、花の花粉を描く)。江戸友禅は白く残る糸目糊の味が命です。金、銀箔は本来使わなくとも耐えられるものが、良い友禅です。最近は、箔や刺繍などを施すことが流行している。